「伝統工芸を日常に身につける」をテーマに誕生

「Gold-Knot」は、金沢の伝統工芸と 欧州発祥のレース技法で仕上げたアクセサリーです。

　16世紀のヨーロッパ発祥といわれる「タティングレース」に、400年以上の歴史を持つ金沢の伝統工芸品「金沢箔」を施したGold-Knot。繊細な光を放つ数々のアイテムには、2つの「伝統の技」が生かされています。「糸＋金箔」という軽い素材の組み合わせは、多くの女性をアクセサリーの「重さ」から解放し、伝統工芸を気軽に身につける楽しみを実現しました。
　レース編みに使用する糸は小松市の工場で製作。日本を代表する繊維産地「石川県」の技から生まれた糸は、手仕事が大好きな女性たちの手によってさまざまな形に編み上げられます。そして、華やかなアクセサリーの表情を完成させるのが「金沢箔」。丁寧に幾枚も重ねることで、高級感漂う上質な輝きを生み出しています。

伝統工芸を日常に身につける、
新スタイルと新手法を残したい（ファウンダーデザイナーSatomi KIwada）

日常の暮らしの中で伝統工芸を身に着けてほしいと考えて、デザイナーの木和田里美とプロデューサーの 加茂谷慎治が立ち上げたブランドが「金箔ジュエリー Gold-Knot」です。

金箔を手編みレースに貼る技術を独自に研究し、特許を取得、手編みのレースは子育てや介護にあたっている女性たちが手仕事に磨きを掛けて作り上げています。
全国の百貨店の期間限定ショップや催事で展開をし、2019年4月には金沢で念願の店舗・アトリエを開設しました。ニューヨーク「アート&デザイン美術館(Museum of Arts and Design)」、ロサンゼルス「ゲティ美術館」、パリのギャラリーでも展示販売されるなど海外からも注目いただいています。 ところが、２０２０年、新型コロナウィルス感染症により、金沢の店舗は休業要請を受け、百貨店の催事も中止、海外の美術館もすべて休館となり、商品を手に取っていただく機会を全く失ってしまい、販売機会もほぼ皆無となってしまいました。２０２１年の現在も、県外への出展が厳しくなったりと不安定な日々が続きますが、なんとか、皆様のお陰様で、少しずつ、金沢の店舗で、各地の出展先でお目にかかる機会を楽しんでおります。
新しいことにもチャレンジしながら、皆様のご縁を大事に、歩んで参ります。
よろしくお願い申し上げます。