制作工程
Gold-Knotができるまで
金沢の伝統的工芸品「金沢箔」と、16世紀のヨーロッパで生まれたといわれる「タティングレース」の融合により、きらびやかで軽量な優しいアクセサリー「Gold-Knot(ゴールド・ノット)」は誕生しました。ここでは、Gold-Knotの代表的な作品の工程をお伝えします。
レース編み工程
Gold-Knotのモチーフ(糸の部分)は大半が手編みレースをベースにしています。「シャトル」と呼ばれる手のひらに収まる舟形の専用具に糸を巻きつけます。シャトルに巻き付けた糸を指で回して輪を作り、さらに輪の中に糸をくぐらせて結び目を連続してつなげていくことで、模様を仕上げます。使用する糸は全国を代表する繊維産地である石川県で生産される絹糸を使用しています。
箔貼り工程
金沢を代表する伝統的工芸品である「金沢箔」を用いて、レース編みを装飾します。金箔は、打ち紙(金を打つときに間にはさむ紙)の違いによって「縁付(えんつけ)箔」と「断切(たちきり)箔」の2種類があります。Gold-Knotでは、主として断切箔を使用し、レース編みのモチーフに一枚ずつ金箔を貼り重ねていきます。糸に金箔を貼る技は独自の技術開発(特許取得済)で、何層も貼り重ねることで輝きが増します。
仕上げ工程
金箔がモチーフにしっかりと定着するように何層も貼っており、レースの編み目の間についた金箔を刷毛で落とします。そのうえで、モチーフを利用して、ネックレスやイヤリング、ピアスなど様々な種類のアクセサリーを組み立てます。チェーンをはじめとする金具にモチーフをつなぐために、丸カンと呼ばれる「つなぎ」の金具をモチーフの結び目に通して仕上げをします。仕上げた後は、Gold-Knotオリジナルパッケージに収めて完成です。